喪失感

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心の問題を抱えている人を多くみますが、その中でパニック障害などの方などに多いのが、喪失感です。

多くの場合は、父方や母方の祖父母に対しての喪失感です。

おじいさんやおばあさんの愛情は、両親の愛情とは違います。

親であれば子に対して、厳しい事も言わなければいけない事もあると思いますが、おじいさんやおばあさんは違います。

孫に対して、ものすごく愛情を注いでくれて、たくさん面倒をみてくれたりします。

こういった大きな愛情を注いでもらった人が後に喪失感を感じやすいのです。

幼少期にたくさんの愛情を注いでくれた存在がいると、他の両親や兄弟の愛情を感じづらくなります。

その方の愛情がすべてだと感じるからです。

その存在が亡くなったりしていなくなってしまうと、自分に愛情を注いでくれる存在がすべて居なくなってしまったかのように感じ、孤立感を感じます。

なぜこのような事がわかるようになったかといえば、その方がご家族のそれぞれの方に対してどれだけの愛情を持っているかリーディングしていたからです。

そしてご家族の方々が亡くなった方も含めて、その方にどれだけ愛情を持っているかリーディングもしています。

そうすると両方を比べると相違があり、心に問題を抱えている人は特定の人に大きな愛情を持ち、他の方にはほとんど愛情の量が少ないという事が起こっています。

例えば父方のおばあさんの喪失感を抱えている人は、おばあさんへの愛情がとても大きく、他の両親や兄弟姉妹、ご主人や奥さん、お子さんへの愛情が少なかったりします。

しかし、祖父母や両親や兄弟やご主人や奥さんやお子さんなどをリーディングすると、その方にたくさんの愛情を注いでくれていることがわかります。

この喪失感を癒すとその方が執着していた方への愛情の量が少し減り、その他の方たちへの愛情がたくさん増えてきます。

ほとんどの方への愛情量が均一になってきます。

そうするとどうなるかというと、自分に対して愛情を注いでくれていると感じる存在から何か言われた時と自分に愛情を注いでくれていないと思っている人から何か言われた場合ではストレスのかかり方が違ってくるのです。

この喪失感の問題と別に書いた感情の封印の問題の両方を解決したり、潜在意識や顕在意識の問題すべてをチェックして解決しないと心の傷は癒えてくれないと感じています。